2012年6月29日金曜日

6月30日のセミナーにぜひ!!

先日お知らせしたセミナーです。期日は過ぎましたが、希望の方がいらっしゃれば、明日も受け付けます。一部の時間だけでも可能です。よければぜひお出でください。私が受付にいます。
教育研究集団 クロスオーバー21 「教育の達人セミナー IN 仙台」 №2
「授業について、とことん考えてみましょう」
開催地域 宮城県
日程 2012/6/30(※要申込:6/29まで)
主催 教育研究集団 クロスオーバー21
講師 多賀 一郎 (元立小学校教諭)
上村 典生(大阪・堺・三国丘小学校教諭)
参加対象 小学校/中学校
ジャンル 国語/社会/理科

会場名称 宮城県民会館(東京エレクトロンホール)

担当 多賀一郎
〒980-0803
所在地 宮城県仙台市青葉区国分町3-3-7
TEL0222258728

受付名称 クロスオーバー21

担当 多賀一郎
〒651-1321
所在地 兵庫県神戸市北区有野台1-1-9
TEL 0789811218
FAX 0789811218
Mail taga169@sage.ocn.ne.jp
HP http://www.taga169.com/
10時00分~10時05分 オリエンテーション
10時05分~10時50分 
「社会科の授業、こんなやり方もあるんやでえ」
★ 一問一答の授業でも、きちんと学習が成立すること。子供が覚えやすくなるアイデア等。
11時00分~12時00分 
「本の世界が学級を育てる、子どもを育てる」
★ 本と絵本の世界が、どのように子供の夢をはぐくむのか。また、学級教育に活かせる本の教育等。
※ 休憩【12時00分~13時10分】
13時10分~13時50分 
「国語のミニネタを活用すると、毎日の授業が充実する」
なぜミニネタを活用するべきか。その功罪と、具体的なミニネタの使い方も、どんどん紹介
14時00分~16時00分 
上村 典生 講座と実験
「たのしい科学の授業へご招待!」
★ 子どもたちの目が生き生きと輝く仮説の授業を実演。そのたのしさと意義も語る。
16時10分~16時50分 
「もう一度、心にひびく授業を考えよう」
★ 道徳という範疇に限らず、子供の心にひびく授業というものを考える。

費 用  無料ですが、 資料の準備などの都合上、事前に下記の通りお申し込み下さい。
     また。午前のみ、午後のみの参加でも、けっこうです。
参 加  定員40名  
教員や教員を目指す方々、広く教育に関心をお持ちの皆様の参加をお待ちします。
 ◆ 講 師 紹介
多賀 一郎  神戸
神戸大学附属住吉小学校から甲南小学校に長年勤務。
「教育が趣味」で、常に何かを模作していないと落ち着かない。国語の指導、学級の育て方、本の世界の話など、公私立校で助言・講演等をしている。また、親塾、教師塾を主催して、子どもを育てる大人たちを元気づけしている。元日本私立小学校連盟国語部全国委員長。
著書「子どもの心をゆさぶる多賀一郎の国語の授業の作り方」(黎明書房)「全て聞く子どもにすれば、学級も児童も飛躍的によくなる」(5月11日出版予定)「教室でめっちゃ楽しく学べる国語のネタ63」(共著、5月22日出版予定)

上村 典生  大阪・堺・三国丘小学校教諭
 堺市で小学校の教員を30年間。毎年たくさんの子どもたちから、「来年も担任して!」、保護者からは、「先生、この仕事を天職だと思ってるでしょ!」と言われてきました。これも、仮説実験授業を始めてからで、すでに20年余り。目の前の子どもたちをどう変えていくかではなく、10年後20年後の子どもたちの心と頭の中に生き続ける実践をしたいと考え、実践しています。
 堺や大阪狭山市で、毎年研究会を開催。地元の公民館や児童館で、年に数回「わくわく科学教室」を行っています。趣味は、本職の授業と、マラソンです。今のベスト記録、2時間58分です。
◇EメールかFAXにてお申し込み下さい。
〔事務局〕〒651-1321 神戸市北区有野台1-1-9 多賀 一郎
 taga169@sage.ocn.ne.jp  tel/fax 078-981-1218
◇お寄せ頂きました個人情報につきましては、法令に従い安全かつ適正に管理し、受講の登録手続及びご本人への連絡、今後開催するセミナー等のご案内にのみ使用させて頂きます。

2012年6月24日日曜日

やまかん日記: 対話がクラスにあふれる 国語授業・言語活動アイデア42絶賛販売中

やまかん日記: 対話がクラスにあふれる 国語授業・言語活動アイデア42絶賛販売中: 北海道の石川晋さんの初の単著です。もうすでに売り切れ状態の本です。私は「合法的立ち歩き」が今でも印象的です。刺激をいただける1冊です。初任者からベテランまで,ぜひ1冊手元におくことをお勧めします。   「対話」がクラスにあふれる! 国語授業・言語活動アイデア42...

対話がクラスにあふれる 国語授業・言語活動アイデア42絶賛販売中

 北海道の石川晋さんの初の単著です。もうすでに売り切れ状態の本です。私は「合法的立ち歩き」が今でも印象的です。刺激をいただける1冊です。初任者からベテランまで,ぜひ1冊手元におくことをお勧めします。
 
「対話」がクラスにあふれる! 国語授業・言語活動アイデア42
国語授業を成功させる驚異の「学びのしかけ」が満載!
多様な座席配置、前後左右の自由な話し合い、ホワイトボードを活用した協同課題解決など、学級経営にもつながる「対話・表現・信頼」を大切にした国語授業づくり・教室デザインの極意を、実物写真とともにビジュアルに詳しく紹介。伝統的な教室風景を激変させる1冊。
定価: 2,205円(税込)
 
まえがき

第一章 国語教室の現状をどう捉えどう変えるか
1 国語教室の現状は厳しい
2 「授業感想文」で「リサーチ」する
3 「教えやすさ」と「学びやすさ」を考える
4 「学びやすさ」重視の授業…暗唱しやすい学び方を探る
5 「音読指導」の新しい学習デザインを考える
6 「ライティング・ワークショップ」における「出版」を紹介する
7 いま一度『授業づくりの発想』に学ぶ
8 「対話」を縦横に生み出す「学びのしかけ」を考える

第二章 なぜ,国語授業に「対話」が必要なのか
1 「対話」とは何か?
2 教室は「異文化共生」の状況にある
3 「対話」は「A」でも「B」でもない,新しい「C」を生む
4 「対話」を生む授業の現状はどうか
5 「グループインタビュー」で「対話」の力を育てる
6 「対話」のベースには「信頼」と「尊敬」と「安心」がある
7 活動中心の授業における「対話」の姿をイメージする

第三章 「対話」を生む国語授業デザイン

1 「対話」を生む3つのしかけ

2 「オムニバス型授業」

3 活動中心の授業(「ワークショップ型授業」など)

4 「対話」を生む授業を運用する「しかけ」

①「合法的立ち歩き」

②「手紙回し風回覧」

③「多様な座席配置」

④「価値のインストラクション(説明)」

第四章 「対話」を生む授業環境づくり

1 学級づくりと授業づくりとの関わり合いを考える

2 本物と出会う総合的な学習の時間で「対話」を生む

①総合的な学習の時間の授業の基本形

②総合的な学習の時間の実際…小寺卓矢さんとの交流を例に

3 「対話」が生まれる教室環境を創る

4 「対話」を生む新しい学びのデザインを考える

①ちょんせいこさんに「ホワイトボード・ミーティング」を学ぶ

②現状を疑い続ける

第五章 「対話」につながる「オムニバス型授業」ユニット12

1 「オムニバス型授業」の実際を紹介する

①ユニット1:深谷式辞書引き学習

②ユニット2:漢字聴写,ペア評価

③ユニット3:物語の読み聞かせ

④ユニット4:教科書教材

⑤ユニット5,6,7,8:ミニネタ

A 筆順クイズ

B シャベリカトーク

C 何でも川柳

D 教科書ランダム読み

⑥ユニット9:ミニワークショップ型授業

⑦ユニット10:本日の授業の「対話」交流

2 「見たこと作文」「ポピュラーソングの歌詞を読む授業」

①ユニット11:見たこと作文

②ユニット12:ポピュラーソングの歌詞を読む授業

第六章 「対話」を生む活動中心の授業プラン24

1 「活動中心の授業」について,その方法や展開例を説明する

2 活動中心の授業を支える技法10

①ワールド・カフェ

②ジグソー学習

③ホワイトボード・ミーティング+オープンクエスチョン

④ミニホワイトボード

⑤ラベルトーク

⑥PCS+付箋活用型ポスターセッション

⑦参加型板書

⑧対話型ギャラリートーク

⑨○×式パネルディスカッション

⑩マイクロディベート

3 活動中心の授業の実際14

①原爆詩を「朗読」する

②親子で「群読」する

③「再話作文」に「ライト=ペア=シェア」の手法を活用する

④「インプロ」で体感する

A ナイフとフォーク

B ワンワード

C ホットシーティング

⑤「ライティング・ワークショップ」で書き続ける

⑥「メディアリテラシー(フォトランゲージ)」で楽しむ

A キャプション

B 写真パズル

C ストーリー

D フォトストーリーづくり

⑦「学習ゲーム」で緩やかに競い合う

A 辞書引きゲーム

B どっちがどっちゲーム

⑧「絵本の読みあい」で声に出会う

⑨「看図トーク」する(絵や写真で話し合う)

⑩「ランキング」で合意形成を図る

⑪「ディスプレイ型ポートフォリオ」で論理的に表現する

⑫「読書へのアニマシオン」で協同的に読み合う

⑬「ポップづくり」で読書交流する

⑭「鉛筆対談」で語り合う

あとがき

まえがき
 私の国語の授業を初めて参観された方は,一様に驚きの表情を浮かべる。
 教師の発問や指示で,生徒が一糸乱れぬ動きを見せるそういう授業とは全く違う。整然として黙って座って教師の発言に集中して授業が進められていく,そういう伝統的な教室とはほど遠い。そうした授業が「よい授業」なのだという固定的な観念に縛られた先生の中には,眉をひそめてしまう方もいらっしゃる。
 しかし,生徒が,多様な座席配置によって,前後左右自由に話し合い,ホワイトボードを縦横に活用して,「対話」しながら協同で課題を解決していく様子,さらには,教室の内外を必要に応じて自由に立ち歩き交流する様子に,可能性をたくさん感じてくださる先生も多い。小学校や高校,特別支援学校から授業参観に来られる方もたくさんいらっしゃる。
 教室を3分割し,たたみやテーブルが持ち込まれたスペース。新進気鋭の画家の作品が並べられたスペース。教室設営自体も,一風変わっている。木材とガラス,そしてオープンスペースをふんだんに活用した斬新な新築校舎であることを考えても,その教室デザインに驚かれる方は多い。

 今,発達がアンバランスな生徒,貧困の中にいる生徒,多様な学校イメージを持った生徒,さらには,外国籍の生徒や文化の違う民族出身の生徒など,多様な生徒たちが,教室という場所で共に生活し共に学ぶという状況が生まれている。教室は異文化理解,多文化共生の場となってきている。
 こうした新しい状況に対応するために,国語科においても,新しい「学びのしかけ」を真剣に考える必要が生まれてきている。

 本書は,小学校でも中学校でも実践出来るものを提案することを念頭に置いて執筆した。
 私は国語の授業と学級経営との連動を図りながら,「対話」「表現」「信頼」を大切にした教育活動を進めている。したがって本書は,国語教育に焦点化しながらも,学級経営の本としても読んでいただけるように心がけた。また豊かな「言語活動」を生むしかけについて,まだ生煮えのものもあるが提案することに腐心した。子どもたちを取り巻く状況の変化は急速であり,新たな状況に見合う新しい提案を,待ったなしで必要としていると考えているからである。少しでも読者のみなさんが実際の様子をイメージしやすいようにと考え,出来る限りたくさんの写真で授業や教室の様子を紹介するようにした。

 前半の一,二,三,四章が理論編。五,六章が実践編である。すぐにでも教室で活用したいという方は,実践編からお読みいただきたい。もちろんぜひとも理論編にも目を通していただきたい。理論編をお読みいただくことで,一つ一つの実践の「価値」を理解していただけるはずである。実践の「価値」が教師によって丁寧に語られることで,はじめて本当の「学び」が生み出される。

 東北北関東を襲った大震災は,私達の国の基盤を揺るがす事態を生んでいる。震災以前と震災以後と,学校教育を巡る議論も実践の内容も,同じものであってよいはずがない。震災以後の状況を乗り越えていくささやかだが本気の一歩を提案したいと考えて執筆した。みなさんとぜひ「協同」で新しい授業イメージを構築していけたらと考えている。

  2012年4月   /石川 晋

2012年6月3日日曜日

やまかん日記: 通知表記入文例が発刊になりました。

やまかん日記: 通知表記入文例が発刊になりました。: 超お勧め「通知表記入文例」が発刊になりました。 そろそろ評価も意識する時期です。小学館さんが学年毎の通知表記入文例を発刊しました。 私、八巻寛治も,2度ほど依頼されたことがありますが,これ1冊で1年間使えます。超お勧めの1冊です。小一編では実用プリント集,小二...

通知表記入文例が発刊になりました。

超お勧め「通知表記入文例」が発刊になりました。

そろそろ評価も意識する時期です。小学館さんが学年毎の通知表記入文例を発刊しました。
私、八巻寛治も,2度ほど依頼されたことがありますが,これ1冊で1年間使えます。超お勧めの1冊です。小一編では実用プリント集,小二編ではメダルも楽しいです。

小一 ~ 小六教育技術6月号増刊 
2012/05/15発売
学年別全6冊 :定価各1,580円(税込)
学習指導要領対応! 新しい評価観と通知表記入文例

●新しい学習指導要領に対応した
 教科別・学期別 記入文例を収載!


通知表は、家族へ子どもの成績と成長を的確に伝え、また、子どもの「やる気」を促す、学校教育では最も重要なものです。
本書は新しい学習指導要領に対応し、学期ごとに各教科の通知表の記入例を豊富に収録し、1年間活用できます。

 お陰様で よくわかるDVDシリーズ「エンカウンターの心ほぐしゲーム」も順調です。まだの方はぜひご一読いただければ幸いです。
http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784091067081

2012年5月22日火曜日

やまかん日記: スペシャリスト直伝社会科授業成功の極意

やまかん日記: スペシャリスト直伝社会科授業成功の極意: 東北青年塾でご一緒したことのある佐藤正寿先生の単著を手にした。目次からも分かるようにきめ細かな本であり,必読の書である。 スペシャリスト直伝!社会科授業成功の極意 好評4刷 佐藤 正寿 著 子どもが熱中する社会科はこう作れ!目から鱗の秘訣が...

スペシャリスト直伝社会科授業成功の極意

 東北青年塾でご一緒したことのある佐藤正寿先生の単著を手にした。目次からも分かるようにきめ細かな本であり,必読の書である。
スペシャリスト直伝!社会科授業成功の極意
好評4刷
子どもが熱中する社会科はこう作れ!目から鱗の秘訣が満載
エキスパートが成功する授業づくりの極意を伝授する「スペシャリスト直伝!」シリーズ社会科編。授業の基本テクニックからスペシャリストの教材研究法、子どもが社会科好きになること間違いなし!の熱中する授業づくりまで、モデルや具体例を豊富に入れて解説しました。
定価: 1,743円(税込)
送料無料
翌日発送
ISBN:78-4-18-133313-3
ジャンル:
刊行:2011年9月2日 4刷
対象:小学校
仕様:A5判 136頁
状態:在庫あり
出荷:2012年5月22日
はじめに

Ⅰ おさえておきたい! 社会科授業の基本テクニック

1 発問・指示の技術で思考を促す

(1)学習場面に適した発問を考える

(2)キー発問を考える

(3)討論を促す発問を

(4)発問を生かす指示を

2 1時間の流れがわかる板書にするために

(1)まずは社会科バージョンのレイアウトを考える

(2)資料をどこに貼るか

(3)子どもたちの考えをどのように板書するか

(4)色チョークとノート指導との約束事を決める

(5)導入・展開・まとめで何を板書するか

3 「社会科だからこそ」のノート指導

(1)ノート指導の基本技能

(2)調べ学習のノートでは情報を分類化させる

(3)まとめのノート…「指定語」を使ったまとめ+授業感想

(4)見学時のノート

4 資料の読み取りはこうしよう

(1)グラフの読み取り

(2)写真・図の読み取り

5 発言力・発表力 指導のこつ

(1)社会科での発言力不足の原因は?

(2)社会科の話し合い活動における指導

(3)様々な表現活動における指導

6 資料集をフルに使う

(1)なぜ資料集があまり活用されないか

(2)まずは資料集の構成を知る

(3)活用方法を場面に応じて知る

(4)資料集を読ませる時間を作る

7 学習参考書を授業に生かすポイント

(1)学習参考書の種類

(2)どのような目的で学習参考書を使うのか

(3)教師は「丸投げ」しない

8 学習問題を位置づける

(1)「学習問題」か,「学習課題」か

(2)授業のねらいと学習問題

(3)学習問題を出すのは導入以外でもあるのか

(4)学習問題づくりは教師主導か子どもと共にか

(5)学習問題づくりのパターン例

9 教材提示の一工夫

(1)「調べたい!」と思うような実物を提示する

(2)比較させる

(3)共通点を探させる

10 社会科用語・重要語句を大切に扱う

(1)「岩手県の上は?」

(2)「違い」を教える

(3)難解用語・曖昧用語は辞書を引く

(4)小見出しに注目させる

(5)重要語句を「覚える」活動を

11 社会科学習に重点を置いた教室環境

(1)社会科教室環境のコンセプト

(2)「タイムリーなモノ」を置く

(3)定番の掲示物を学習に生かす

(4)子どもたちの作品を提示する

(5)調べ学習のツールを常設する

Ⅱ これで授業が上達! スペシャリストの研修&教材研究法

1 社会科を中心に学ぶ

(1)社会科の指導を学ばざるを得ない環境を作る

(2)「事務局」を通しての出会い

2 私の授業参観法

(1)社会科の授業を探して参観した

3 授業を記録に残す

(1)社会科の授業力を高めるための記録化

(2)長続きする方法で社会科の授業記録を

4 「教材研究の時間」を生み出す仕事術

(1)「社会の教材研究の予定」を入れてしまう

(2)教材研究項目をリストアップしておく

(3)すきま時間で教材研究をする

(4)限られた時間での読書を生かす

5 教材研究のヒント

(1)社会科はどこにでも研究のヒントがある

(2)インターネット情報と本から学ぶ

(3)取材のノウハウ

6 「教科書研究」をしよう

(1)教科書の内容と学習指導要領を照らし合わせる

(2)違う教科書で比較する

(3)資料の掲載意図を推測する

(4)本文は何度も読む

(5)本文や資料以外の「パーツ」の活用方法を検討する

7 見学で新しい教材開発

(1)研修の施設見学で「利雪」を目のあたりにする

(2)授業プランを準備する

(3)授業「雪は大切なエネルギー」

Ⅲ 子どもが熱中!社会科好きになる「楽しい」授業づくりのポイント

1 子どもたちを授業に熱中させる~私のパターン~

2 教室に「集中教材」「ゆさぶるモノ」を

(1)教材とモノがあると……

(2)インターネットで教材探しが変わった

(3)教材カタログはモノの宝庫

(4)教材研究で見つけるモノ

(5)いつでもどこでも入手を

3 活動のミニネタで一工夫

(1)多くの学習活動を知っていることの大切さ

(2)「応用が効く学習活動のミニネタ」を

(3)学習活動のミニネタで学習技能を高める

4 ペア学習で新たな展開

(1)ペアで話し合い

(2)ペアで調べ活動

5 地図帳と仲良しになろう

(1)地図帳は3年間も活用できる

(2)4年生では「クイズ・ゲーム」+「活用ノウハウ」で

(3)5年生では「世界を知る」「統計資料を読み解く」

(4)6年生では出番を多くする

6 3年生での地図学習のポイント

(1)地図学習は3年生から

(2)授業のためのヒント

7 知的クイズを導入する

(1)クイズ導入の意義

(2)教科書からクイズ作り

(3)用語の定義をクイズにする

(4)時事ニュースやその関連内容をクイズにする

8 具体的なエピソードを挿入する

(1)社会科好きになった原体験

(2)教師が教材研究したエピソードを紹介する

(3)「視覚的に」エピソードを提示する

(4)「比較エピソード」で違いを覚える

(5)エピソードを覚えた先

9 古代研究者になって歴史を推測しよう

(1)「事実を推測する」学習活動

(2)「吉野ヶ里遺跡から戦争をさがせ」(弥生時代中期)

(3)「武人の埴輪は何を物語るか」(古墳時代)

10 特別支援が必要な子への対応

(1)資料がパッとわかるように拡大投影する

(2)本文の読み取りでは活動の手立てを細かく

(3)地図は「なぞる」

(4)個別への配慮は不可欠

Ⅳ 社会科授業を知的に! 45分間の授業をこう組み立てる

1 発問の組み立てを考えた授業~「火事が起きたら」~

(1)飛び込み授業をすることに……

(2)授業の構想と実際

(3)授業参観記より

2 違いだけではなく共通点にも着目させる授業~「北海道と沖縄県の米作り」

(1)「チャレンジ学習」という発展学習

(2)伸ばしたい力は何か

(3)組み立てのポイント

(4)実際の授業

(5)思考を深める第2課題の有効性

おわりに

はじめに
 「社会科での発問のポイントは何ですか」「社会科では,どのように教科書を使ったらいいのですか」といった相談を若手教師から受けることがあります。聞くと,社会科の授業参観も研修の機会もほとんどないとのこと。「それは可哀そう」と思いながら,自分自身の歩みを振り返りました。
 私自身が歩んできた社会科授業の道は実に幸せなものでした。初任校時代から,地域の研究会等で社会科の授業参観する機会だけでなく,自分が研究授業をする機会にも恵まれました。「地域素材の教材化」「発問研究」といったテーマを自分に課し,自己流ではありましたが様々な実践を試みてきました。
 少しずつ実践に自信をもち,やがて「社会科における板書」「資料活用」「ミニネタの導入」というようにテーマの幅も広がりました。子どもたちが力をつけ,「社会科が好き」と言ってくれるのが何よりの励みになりました。

 本書は,自分がこのように実践してきたものをまとめたものです。「社会科のノート指導」「資料提示の工夫」といった基礎的な指導方法はもちろん,子どもたちが熱中する授業のポイントも示しました。さらに,私なりの社会科教材研究の方法,指導力をつけるための仕事術,実際の1単位時間の授業についても記しました。こつこつと二十数年間,私が取り組んだことの全てが詰まっていると言っても過言ではありません。皆様のこれからの社会科授業の参考になればと願っています。
 本書を出版するにあたっては編集担当の及川誠さんに大変お世話になりました。及川さんの編集で出版させていただくのは3冊目です。今回もシャープな企画構成,適切なアドバイスで出版にこぎ付けることができました。心から厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。

  /佐藤 正寿

著者紹介

佐藤 正寿(さとう まさとし)

1962年,秋田県生まれ。

1985年から岩手公立小学校に勤務。現在,岩手県奥州市立広瀬小学校副校長。
「地域と日本のよさを伝える授業」をメインテーマに教材開発に力を入れる。