2013年3月31日日曜日

やまかん先生のHappy♪教育コラム2013年3月号が発刊になりました。

りびんぐ仙台さんの連載「やまかん先生のHappy♪教育コラム2013年3月号」が掲載されました。

今回は進路の時期に起こりがちな新しい環境に適応できるか心配…という方へのご提案です。

http://www.sendailiving.jp//backnumber/webliving/130330/ebook/#page=8

2013年3月24日日曜日

小五教育技術2013年4月号が発刊になりました。

 小五教育技術2013年4月号が発刊になりました。今年度は仙台ネットのスタッフが1年間連載するようです。私は,「 4 五年生がよくわかる!(CD-ROM)児童理解と出会い-安・近・短でスタートダッシュ-」を掲載していただいています。節目の時期にお世話になる予定です。5年生に限らず使えますのでぜひご一読ください。ちなみに (CD-ROM)このマークは本誌特別付録 CD-ROMと連動しています。
小五教育技術 2013年 4月号 
3月18日発売 特別価格 1,050円(税込)

http://www.shogakukan.co.jp/magazines/detail/_sbook_0301104113
表紙画像
教室ですぐに役立つ情報を、ふんだんに!

思春期の入り口に立つ高学年の子どもたちのすこやかな成長のために、明るく居心地のいい教室を作るために、一人ひとりに確実な学習成果を持たせるために、教師は何を準備してどのように伝えたらよいのか。毎号さまざまな切り口でお届けします!!

2013年04月号 目次


1 学級開き特別ワイド特集!!(CD-ROM)
4月の学級経営
居心地のいいマイクラスルームをつくる

2 「世界★友だちリサーチ」
12人のキャラクターといっしょに英語を学ぼう

3 よくわかる、すぐに使える!(CD-ROM)
教科指導 国語・社会・算数・理科

4 五年生がよくわかる!(CD-ROM)
児童理解と出会い-安・近・短でスタートダッシュ-

5 新しい学級にすぐ役立つ
教室便利グッズカタログ

6 学級経営実務用紙とアイディアカード
(CD-ROM)このマークは本誌特別付録 CD-ROMと連動しています。
7 SPOT いじめ防止案の原案、自民党が示す
8 国語・算数
おもしろハテナプリント(CD-ROM)

9 心にひびく道徳
読み物資料 わたしの携帯電話

10 外国語活動 授業のつくり方

2013年3月23日土曜日

小一教育技術学級経営マニュアルムックが発刊になりました。

13年間連載させていただいていた小一教育技術の中から,福岡特活のメンバーで書いた物を1冊にまとめたものが発刊になりました。ぜひ1年生担任になる方にお勧めします。

保存版!一年生の学級経営マニュアルムック
http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784091067425
一年生担任の「学級経営」は若い教師にとって必要かつ丁寧に指導しなければならない,教師の「教育技術」では一番重要かつ大切なことです。

ベテラン教師の直接指導もなかなか時間がとれない現実の中で、書籍を参考にしながら教科指導と生活指導、行事との関連性を考えながらどのように徹底していくかが問われています。

ベテラン教師や学校全体での組織も大事になりますが、1年担任が決まったら入学式前の準備や入学後2週間を何をどのようにすべきか、実務のマニュアルが最低限必要になってきます。

「教育技術」誌の学級経営ページは、イラスト図解でベテランの教師が執筆し、大変充実した内容で構成されていますが、これを1冊にまとめることで、若い先生たちにも、年間を見通すことができ学級経営(特別活動も含めて)がわかる構成になっています。特に、本書は、特別活動を熟知し実践している、福岡特別活動「希望の会」(代表 宗像市立玄海東小学校校長 脇田哲郎)のメンバーで執筆されています。

本書は若い教師向けに構成されますが、学校に1冊保存版として一年生担任の学級経営にきっと役立つムックになるでしょう。


編集者からのおすすめ情報
一年生担任が決まったら、必携の「学級経営」マニュアルムックです。入学式を無事に迎えるためには、入学期の2週間の指導がとくに大事です。小一プロブレムの課題も解決できます。1年間を見通した「学級経営」には欠かせない保存版ムックです。

2013年3月20日水曜日

授業力&学級統率力2013年4月号が発刊になりました。

 授業力&学級統率力2013年4月号が発刊になりました。出会いの時期に最適な内容が満載です。
若手からベテランまでお勧めの超1冊です。私は来月号でお世話になります。

授業力&学級統率力
2013年4月号
学級のきまり&授業ルール=黄金の法則

定価: 860円(税込)

刊行:2013年3月7日
対象:小・中
特集 学級のきまり&授業ルール=黄金の法則

新学期出発!=これだけは決めておくリスト一覧
学級を統率するため春休みに決めておくこと
/佐々木 伸也
一年を貫くきまりやルールを浸透させる黄金の三日間チェックリスト
/井上 嗣洋
学級の「しくみづくり」に全力をあげる
/許 鍾萬
学級のシステムづくりと実践のフローチャート
小学校/システムは三日間で完成 システムを定着させるのは「教えてほめる」の指導
/西尾 豊
中学校/生徒の自尊感情を高めるためのシステムづくり 給食、清掃指導で生徒を動かし伸ばす
/吉原 尚寛
学級経営案の立て方・書き方のポイント
小学校/学級経営案に何をどう盛り込むか
/小松 和重
中学校/学級経営案に何をどう盛り込むか
/染谷 幸二
学級のきまりと教室環境づくり
教室の壁・前面をどう活用するか
/堂前 直人
掲示板をどう活用するか
/高橋 恒久
教室の壁・背面をどう活用するか
/渡辺 喜男
教室の窓辺をどう活用するか
/野崎 史雄
学級のきまり&学級のシステム=何をどう決めるか
日直=何をどう決めるか
/片山 育男
当番=何をどう決めるか
/坂田 幸義
朝の会=何をどう決めるか
/沼澤 晴夫
帰りの会=何をどう決めるか
/大川 雅也
係り活動=何をどう決めるか
/石井 研也
授業前の過ごし方=何をどう決めるか
/鈴木 康一
休み時間=何をどう決めるか
/金子 政利
給食=何をどう決めるか
/望月 健
掃除=何をどう決めるか
/金城 貴裕
学習用具=何をどう決めるか
/越智 敏洋
忘れ物対策=何をどう決めるか
/小林 正快
教室備品の管理=何をどう決めるか
/千葉 雄二
もめごと対応=何をどう決めるか
/松垣 和年
学級イベント=何をどう決めるか
/末光 秀昭
学級経営のマネジメント=これだけは決めておく
席次の決め方ルール=何をどう決めるか
/澤田 英一
担当者の決め方ルール=何をどう決めるか
/田口 忠博
クラスリーダーの決め方ルール=何をどう決めるか
/野口 澄
学級日誌の書き方=何をどう決めるか
/山下 理恵
授業のルールをどう決めるか
聞く姿勢=何をどう決めるか
/井上 和子
発言のルール=何をどう決めるか
/山口 浩彦
発表のルール=何をどう決めるか
/千明 浩己
挙手のルール=何をどう決めるか
/小野 隆行
教室話型のルール=何をどう決めるか
/弥延 浩史
黒板の使い方のルール=何をどう決めるか
/馬場 慶典
朝学習のルール=何をどう決めるか
/八和田 清秀
ノートの書き方のルール=何をどう決めるか
/齋藤 一子
話し合いのルール=何をどう決めるか
/澤田 好男
見学のルール=何をどう決めるか
/勇 和代
校外活動のルール=何をどう決めるか
/大前 暁政
保護者対応=これだけは決めておく
学級通信の発行=何をどう決めるか
/小林 隆介
保護者会の開催=何をどう決めるか
/渋谷 徹
連絡帳=何をどう決めるか
/大野 眞輝
授業参観の開催=何をどう決めるか
/小宮 孝之
通知表=何をどう決めるか
/駒井 隆治
特別支援の子への対応=これだけは決めておく
本人への対応=何をどう決めるか
/並木 孝樹
保護者への対応=何をどう決めるか
/有動 英一郎
学級の仲間への対応=何をどう決めるか
/小嶋 悠紀
小特集 子どもの教室習慣づくり=ここにこだわる!
指名なしで発言できるようにする
/田代 勝巳
よい姿勢をさせる
/山口 美智子
名詩・名文を暗唱する
/伊藤 秀男
体育の授業が楽しくなる習慣づくり3
/秋山 良介
起立は、美しくあらねば!
/山本 昇吾
「返事・挨拶・後始末」ができる子に
/伊藤 大介
学力を支える『話す・聞く・読む』にこだわる!
/稲葉 忠之
大事にされていると感じさせる準備
/千羽 里美
わがクラスの表現活動 (第1回)
(体育)今日からトライ!表現運動
/佐野 裕昭
~「表現運動の指導は難しい!」と感じている先生方へ~
わがクラスの集団遊び&学級イベント (第1回)
集団遊びの定番 運動編/毎月の人気イベントは「誕生会」
/中野 慎也
わがクラスの“裏文化&マイブーム” (第1回)
中学3年生 こんな漫画・アニメが好きです!!
/刀祢 敬則
表紙&目次の絵 (第1回)
「かみなりの国」で、動きのある表現を引き出す
/田村 ちず子
戦後授業実践史のキーワードを問い直す (第1回)
発言形式(話型)―言語技術なのか授業規律なのか
/深澤 広明
意欲を育てる教師の言動・駄目にする言動 (第1回)
答案の返し方で変わる学習意欲
/金子 保
保護者を味方にする中学教師の仕事術 (第1回)
術の前に、熱である
/長谷川 博之
勉強マンガ 東大生が教える勉強クリニック (第1回)
【今月の相談】「ノートまとめをやっても成績が上がりません・・・・・・」
/清水 章弘
若手がインタピューわが校の誇り!“地の塩の教師”―その教育信条 (第1回)
身銭を切って、学ぶことを続ける教師に
/福井 慎
授業と学級づくり=できる教師の“今月の布石” (第1回)
小学1年/学級便りで趣意説明
/岡 惠子
小学2年/生活科授業づくりは、準備と段取りがポイント。先手必勝である
/本間 尚子
小学3年/1年間を幸せに過ごせるように、よい準備をして学級開きに臨む
/澤田 好男
小学4年/黄金の3日間にするべき6つのことをし、最高のスタートを切ろう!
/岩井 俊樹
小学5年/名前を覚えたその向こうにこそプロの仕事がある
/八和田 清秀
小学6年/「最高学年のため」のシステムづくり
/赤塚 邦彦
中学/1年間の大きな流れをつくる
/竹中 廣司
中学/始業式直前の準備は「名前を覚える」と「しくみとルールをつくる」
/川神 正輝
今月の学級行事・学校行事 リフレッシュ提案 (第1回)
小学校/参加、活動、優れた教材で授業をつくる
/間嶋 祐樹
中学校/はじめて出遭う生徒の名前を覚えてイベントに臨む
/垣内 秀明
編集後記
/樋口 雅子
授業づくりをこうマネジメントする (第1回)
1 「目的」と「目標」が混乱していないか
/中嶋 洋一
2 抽象的ではなく具体イメージの共有を
/中嶋 洋一
4月の問題提起を読み解くために
/中嶋 洋一
~
編集後記
 ある本に、「欧米でも、新学期初めの時期を“神さまのプレゼント”という表現があり、その時期は、子どもが礼儀正しくしている…」といわれている―とありました。
日本では、「黄金の3日間」という、向山洋一氏の命名が今や普通名詞になるほど教師の間では高い認知度―だと思います。
この間に、特集タイトルにあるような「学級のきまり&授業ルール」を、教室の学習習慣にまで浸透させることが、その年度を実りある年にできるかどうかのカギになるのではないかと思います。

2013年3月17日日曜日

全国からのご支援をお待ちしています。

富山の老月さんからのメッセージです。ぜひぜひ全国からのご支援をお待ちしています。
富山・老月敏彦です


気温が急激に上がってきましたね。

雪国富山も、

立山連峰の雪景色が、あっという間に衣装替えを始めています。


あの男性的な剣岳さえも、その雪模様を遠目に見ていると、

女性の白いワンピース丈がかなり短くなったかのような感じ・・・。

なんとなく 気持ちが和らいできます。(~o~)


3月11日以降、ずっと東日本大震災関連の報道が

テレビ、ラジオ、各紙出版社で報道され続けていますね。


■「教師みらいプロジェクト」からも、お知らせがあります。

 東北・仙台のセミナーを2年ぶりに開催いたします。

 

 仙台の皆様には、申し訳ないと思いつつも、

 私は、といえば、「三年寝太郎」を決め込んで、

 大震災ボランティアについては、表立って動かないでいました。_(_^_)_


 義捐金を集めたり、実際に釜石へ出向いて様子を見たり・・・・

 いろいろやってみていても、

 そこには、何もできていないと感じる自分が、

 立ちすくんでしまっている状態でした。


 そうこうしているうちに・・・・、

 千葉、四日市、名古屋で、八巻さんとともにセミナーをやりながら、

 少しずつ 自分が歩く「方向性」が見えてきました。


 昨年から私は、富山市役所にて、

 社会福祉課保護係の「学習支援事業」に携わっています。

生活保護を受けている家庭の子どもたちへの学習支援です。


 各家庭への学習支援員の派遣とともに、

 地元の児童養護施設での学習支援活動に取り組んできました。


 仙台では、八巻さんも

 地元の児童養護施設にかかわっていらっしゃるという話も聞き、

 「寝太郎」の脳裏に、ビビビッーーと電流のようなものが走り、

 三年よりはちょっと早めに、目ざめた次第です。


 今、ようやく四日市、名古屋セミナー後、

 現実的な取り組みとなって 動きはじめています。


 その第1弾、「教師みらいプロジェクト」として、

 8月の夏休み後半の24日(土)、25日(日)に、

 下記のようなセミナー・交流活動を実施したいと考えました。


 そんな場へ多くの先生方、教育関係者に集っていただき、

 みんなで語り合い、ふれあいながら、

 時間、場、仲間の三間(サンマ)を料理し合う喜びを

 分かち合いたいと思っています。


 できるならば、その後、仙台セミナーの際には

 継続的に、児童養護施設等の交流活動が続けられることを願っております。


 今回の仙台でのセミナー、交流会を、「仙台四郎」にあやかり、

 「教師みらい:仙台Ne太郎プロジェクト」と銘打った企画を考えています。

 (Neは、なんの意味? 私も?? 後から意味づけします (^_-)

  群馬の言葉遊び名人に考えてもらいます)

 

 「怠け者と言われた寝太郎が、岩を動かし、溝を掘り・・・・

  その姿を見て、やがて子どもも、大人たちも寝太郎を手伝うようになる。

  寝太郎は、私たちに大切なことを教えてくれる。

  米と水の大切さ、生きる勇気と力。

  そして、一人ひとりの小さな力が、大きな力に変わることを。」

           <日本昔話:三年寝太郎(共和教育映画社)より>


 そこで、当日、当日までのプロジェクト企画、運営等に

 かかわってくださる、ボランティアスタッフを募集させていただきます。


 二日間のいずれかに参加していただければ幸いです。

 もちろん両日共に参加していただければ、この上ない喜びです。

 


 ※ 参加してくださる方は、下記の様式でご連絡いただければ幸いです。

    

   (4月5日ごろまでに。新年度の学校行事がはっきりしない場合は、

    その旨をお知らせ頂ければ、ありがたいです)

       


  ■ご協力いただける方の

    ①氏名 ②住所 ③連絡方法(メールアドレス or 電話 or FAX)

④ご職業(勤務所)


  (A)参加形態

    ①セミナー(24日)&交流会(25日)

    ②セミナーのみ

    ③交流会のみ


  (B)担当者募集(複数可)

    ①セミナー担当(講座・実践提案・模擬授業)

    ②交流会担当(やっていただける内容を記述してください)

★★★「教師みらい:仙台Ne太郎プロジェクト」★★★

☆ 8月24日(土) 10:00~17:00

   「学級づくりパワーアップセミナーin仙台」

    【会場】東京エレクトロンホール宮城:会議室(予定)


《募集》 

    ・ 講座担当者 (数名)

    ・ 実践提案者、模擬授業提案者、その他(10名程度)


 ☆ 8月25日(日) 10:00~14:00 (予定)

   「<丘の家子どもホーム> チャリティ・フェスタ(仮題)

    【会場】(社会福祉法人)仙台キリスト教育児院

         「児童養護施設:丘の家子どもホーム


  《募集》 

    ◎全体イベント担当者

     (例) 全体での歌広場、 ふれあいゲーム、 その他

    ◎イベントブース担当者

     (例) 手品コーナー、けん玉コーナー、 その他

2013年3月14日木曜日

授業成功のゴールデンルールが発刊になりました。

 岡山の大前先生から御著書をいただきました。書名は,
「プロ教師直伝! 授業成功のゴールデンルール」です。若手は勿論,ベテランでもいろいろ学べるお勧めの1冊です。ぜひご一読ください。


人気教師・大前暁政が「教え方の黄金律」をバッチリ直伝!
人気教師・大前暁政が、授業成功間違いなしの“ゴールデンルール”を直伝!「学ぶ意欲を高める授業の組み立て」「自立に導く授業の進め方」「考える子を育てる授業の対応」「集団での学びを豊かにする授業の演出」「どの子も伸ばす特別支援教育」など極意が満載の1冊。
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-056731-7

まえがき


本書の概要


第1章 知識と技能を修得させる「教え方の黄金律」

1 教えて助言する
2 一つずつ教える
3 価値ある内容への絞り込み
4 易から難へのスモールステップ
5 習得できるまで繰り返す
6 ゴールを示してから活動させよ
7 学習者に合った課題を選択せよ

第2章 学ぶ意欲を高める「授業の組み立て」

1 導入で子どもをひきつける
2 山場を用意する
3 おもしろいネタを次々と紹介する
4 布石を使う
5 討論を仕組む
6 両極端の情報を用意する

第3章 自立に導く「授業の進め方」

1 子どもの自己肯定感を高める
2 目標に挑戦させる
3 子どもに判断させる
4 「問題解決の方法」を習得させよ
5 活用力を養え
6 探究的な学習で実践力を養え

第4章 考える子を育てる「授業の対応」

1 思考場面を用意せよ
2 子どもの意識の外に気付かせる
3 聞き返すことで子どもの言いたいことを言わせよう
4 臨機応変に対応せよ
5 「わかったつもり」を防ぐあと1歩の詰め
6 全員を巻き込め
7 根拠を考える習慣を育てる

第5章 集団での学びを豊かにする「授業の演出」

1 1人ひとりの違いを生かす
2 子ども同士の交流を生み出す
3 子ども同士の交流を促進する
4 伝わる意見を言わせる
5 子ども同士で教え合う状態をつくる
6 協力して問題解決させる

第6章のコンセプト:特別支援教育に対応した授業とは

第6章 どの子も伸ばす「特別支援教育への対応」

1 余計な情報を削る
2 見通しをもたせる
3 教えてから考えさせよ
4 即時肯定評価
5 習熟を待って次へ進め
6 「視覚+聴覚」の組み合わせで伝えよ
7 緊張感をもたせる

あとがき

3.11子ども白書お勧めの1冊

あの日から2年。風化させないようにしたいもののす。いろいろ考えさせられる白書です。
ぜひご一読ください。
大橋 雄介


東日本大震災発生直後、仙台にて教育支援NPO「アスイク」を立ち上げた著者が、被災地の子どもたちと家族が置かれた現状を丹念に聞き取り調査し、さまざまなデータを駆使して完成した白書。阿部彩氏の解説も含め、子どもへの必要な支援とはなにかを探る説も含め、子どもへの必要な支援とはなにかを探る。
http://www.akashi.co.jp/book/b98882.html
はじめに

 調査の概要・目的

被災地の概況
 第1節 被災3県の被害概況
 第2節 学校の被害状況
 第3節 仮設住宅、借り上げ住宅の状況

被災した子どもたちが置かれた現状
 第1節 家庭の経済状態と経済的な逼迫感
 第2節 親のストレス状態と子どもへの関わり方
 第3節 子どもと保護者を取り巻く人間関係
 第4節 生活環境
 第5節 子どもの状態

 コラム
  東北ローネット代表:吉田伸広
  特定非営利活動法人・寺子屋方丈舎理事長:江川和弥
  特定非営利活動法人・Learning for All代表理事:松田悠介
  NPO法人PARIF理事長:山田良一

動き出している支援
 第1節 行政による支援
 第2節 NPO・NGO等による支援
 NPO法人アスイクの取り組み
 総括と今後の課題

 【感想】 「3・11被災地子ども白書」の刊行によせて(国立社会保障・人口問題研究所:阿部彩)

 あとがきに代えて

2013年3月11日月曜日

東日本大震災から2年

東日本大震災から2年になります。
今朝の仙台はあの日のようにうっすらと雪が降りました。
間近に迫った津波の恐怖,石油コンビナートの爆発・炎上,避難所での悲報や何もできない自分への苛立ち,…自分がこの目で見た様々な事実を伝えていかなければ…という思いです。
犠牲になった方々のご冥福を祈ると共に,被災地の住人の一人として,明日から,今から必要なことは何かを見定めて取り組んでいきたいと思います。
あまり振り返りたいと思っていませんでしたが,思った以上に冷静だった頃を振り返ることができていたようです。http://livedoor.blogcms.jp/blog/yamakan1213/article/edit?id=6465329

生きながらえることができたこと,全国の皆様からのご支援に感謝しながら今日,明日、明後日…と,一日一日を大切に過ごしたいと思います。


2013年3月9日土曜日

あるネットワークの皆さんへのメッセージ

あるネットワークの皆さんへのメッセージ

老月さん ネットワークの皆さん 仙台の八巻です。
2月の四日市・名古屋のセミナーでは大変お世話になりました。
その際預かった皆様からの「支援金」を先日「仙台キリスト教育児院」に届けさせていただきました。
皆様からのお気持ちもしっかり伝えてきました。ありがとうございます。
その時に8月の宮城・仙台でのセミナーと,その後の交流会についても話を進めてきました。
震災後間もなく2年になります。10日後にやっと電気がつながり,いただいたメール500通以上,本当に心温まるものばかりでした。
今でも思うだけで涙が止まりません。津波後の影響ははかり知れませんが,実は地震による被害で,未だに手つかずのところも多いです。
自分や自分たちだけで立ち上がるには,まだまだ時間も心も経費もかかります。ぜひ今後とも皆様のご支援をいただけますことを願っています。
また8月のセミナーにぜひ機会があれば仙台にも足を運んでいただければ幸いです。
詳細は後日お知らせします。

ここ何年か富山にお邪魔していませんでしたが,おいちゃんの声掛けでお邪魔できそうです。久しぶりの富山で,赤坂君とご一緒できそうで楽しみです。
「50代の一員」としてお邪魔いたします。

やまかん

やまかん日記
http://blog.livedoor.jp/yamakan1213/
やまかん先生のHappy!教育コラム
http://www.sendailiving.jp//backnumber/webliving/130302/ebook/#page=12
やまかん流ここで活かせるカウンセリングスキル
http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/cskill/?id=20130132
著者インタビュー
http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/interview/?id=20120363

2013年3月6日水曜日

石川晋さんの新刊書超お勧め「読み聞かせ」

 北海道の石川晋さんの新刊書「教室読み聞かせ」が発刊になっています。「教室読み聞かせ」をさせていただくことがあります。でもこの本は単なる「教室読み聞かせ」ではありません。超お勧めの1冊です。ぜひご一読ください。
 勤務校では地域連携のめだまの1つとして毎週金曜日に「教室読み聞かせボランティア」の方に入っていただき,今年度はのべ300人を超える方にいろいろサポートしていただきました。その方たちにも紹介しました。

個人的に学級経営で取り入れ,ラジオで流していただいたこともあり,今でも補欠に入ったクラスで
学び合うクラスをつくる!「教室読み聞かせ」読書活動アイデア38
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-057838-2
著者インタビュー
石川 晋 
効果抜群!読み聞かせ活動のニュースタンダード
読み聞かせは幼児だけのものではない!直接的な指導の言葉が通りにくくなる、高学年や中・高校生ほど、その訴求力と可能性は高まります。国語科はもちろん、学級経営や行事など様々な場面で使える読書活動関連アイデアが満載!巻末にはとっておきのブックリスト付。
定価: 2,100円(税込)
刊行:2013年2月14日
対象:小・中
仕様:A5判 176頁
状態:在庫あり
出荷:2013年3月6日
まえがき
第一章 「教室読み聞かせ」で学び合うクラスをつくる
1 「読み聞かせ」がクラスを変える時
2 徹底解説!「教室読み聞かせ」
1.「読み聞かせ」の歴史を知る
2.「教室読み聞かせ」を提案する
3.「教室読み聞かせ」の実際を紹介する
4.「教室読み聞かせ」の効果を説明する
5.「教室読み聞かせ」の基本技術を解説する
6.「教室読み聞かせ」で学ぶ価値を伝える
第二章 「教室読み聞かせ」読書活動のための環境を整える!ポイント4
ポイント1 「授業感想文」でニーズをリサーチする
ポイント2 本に親しみやすい「教室環境」を整える
ポイント3 読み聞かせしやすい「座席配置」を工夫する
ポイント4 読み聞かせを「継続できるしかけ」を作る
第三章 授業で学び合う!「教室読み聞かせ」読書活動アイデア14
1 「授業」で絵本や物語を読み聞かせる
2 「再話作文」を書く
3 「ライティング・ワークショップ」で自作を読む
4 絵本を「読みあう」
5 「教科通信」を読み聞かせる
6 「読書へのアニマシオン」をする
7 「ブッククラブ」や「読書会」を楽しむ
8 一冊の本を「ペア」で読む
9 「対話型ギャラリートーク」で詩を協同で読む
10 付箋を活用した「回し読み」で読書欲を刺激する
11 「ストーリーテリング」に挑戦する
12 「群読」「朗読」を聴き合う
13 「学校図書館」の仕組みを知る
14 「読書感想文」を書く
第四章 クラスで学び合う!「教室読み聞かせ」読書活動アイデア13
1 「朝や帰り,給食時間や休み時間」に絵本や物語を読み聞かせる
2 「朝の10分間読書」に取り組む
3 「学級通信」を読み聞かせる
4 「読書日記」を交流する
5 「配付プリント」を読み聞かせる
6 「味見読書」を勧める
7 「ブックウォーク」「自由読書」の発想を生かす
8 「転校する生徒」に絵本をプレゼントする
9 「読み聞かせ」関連漫画を紹介する
10 担任による「本の紹介」をする
11 「POPづくり」と「ウォールポケット」活用で読書経験を共有する
12 「マイしおり」づくりで本を読みたくなる
13 「黒板メッセージ」と「ホワイトボード・ミーティング」に挑戦する
第五章 総合・行事・特別活動で学び合う!「教室読み聞かせ」読書活動アイデア11
1 「行事」に合わせて絵本や物語を読み聞かせる
2 教師による「読み聞かせ行事報告」をする
3 図書委員会で「読み聞かせ集会」を企画する
4 「来客」に絵本の読み聞かせを依頼する
5 「保育所や幼稚園」で絵本の読み聞かせをする
6 「紙芝居」を読む
7 「絵本づくり」を経験する
8 「ブックトーク」や「ビブリオバトル」で本の紹介をする
9 「合唱コンクールの詩」を群読する
10 「公共図書館」や「本屋さん」とつながる
11 「司書や司書教諭のいる図書館」の価値を学ぶ
*付録* 「教室読み聞かせ」ブックリスト
あとがき

まえがき

 3年前の夏。小学校の新卒教師と臨時採用者が集まる学習会の講師を務める機会をいただいた。二日間,教科経営と教室経営について学ぶ意欲的なプログラムだ。管理職のサポートによって学校が会場として確保されている。素晴らしいなあと感心した。
 この会で20名ほどの参加者に教室で読み聞かせ(物語や絵本を読むこと)をしている人はいますかと尋ねた。聴講されていたベテランの先生1名しか手は挙がらなかった。その方にお聞きすると,校内で精力的に読み聞かせている先生は,後もうお一方くらいだという。若手の手が全く挙がらなかったことと合わせ,あまりにもショッキングな出来事であった。「みんな忙しくてね,そういうことを丁寧にやる時間がないのよ。方法もわからないし,効果も目に見えないし,本の知識もないし…それに,特に絵本の読み聞かせは低学年までで終わりという意識も強いのよね。私は違うと思うんだけれど…。」そんなお話であった。

2013年3月4日月曜日

やまかん先生のHappy!教育コラム最新号は?3月

 リビング仙台さんの最新号3月2日号が発刊になりました。
子育て支援として連載させていただいている「やまかん先生のHappy!教育コラム」です。
前回は目標設定の実行と心理的安定を保とうとする防衛規制についてでした。
今回は?過剰適応についてです。
興味のある方はWebページから無料で読めますのでどうぞ!↓
http://www.sendailiving.jp//backnumber/webliving/130302/ebook/#page=12

2013年3月3日日曜日

やまかん日記: やまかん流☆ここで活かせるカウンセリングスキル最新号は?3月

やまかん日記: やまかん流☆ここで活かせるカウンセリングスキル最新号は?3月: 連載第9回目になります。ぜひご一読ください。   やまかん流☆カウンセリングスキル(9) 物の貸し借りについてのやりとり―エピソードを使ったトラブル解決― 仙台市立沖野東小学校教諭 八巻 寛治   2013/2/28 掲載  「2月は逃...

やまかん流☆ここで活かせるカウンセリングスキル最新号は?3月

 連載第9回目になります。ぜひご一読ください。
 
やまかん流☆カウンセリングスキル(9)
物の貸し借りについてのやりとり―エピソードを使ったトラブル解決―
仙台市立沖野東小学校教諭八巻 寛治
 
2013/2/28 掲載
 「2月は逃げる」の言葉通り、他の月に比べて日数が少ないこともあり、知らぬ間に3月を迎える感覚があります。学習もまとめの時期に入り、評価に関するワークテストなども頻繁に行われるために、学習に苦手意識を持つ子にとっては、焦れば焦るほど学ぶ意欲を持てなかったり、ストレスをためやすい負のスパイラルになりやすい時期であるとも言えます。
 「未履修問題」が話題になり、教科の時数が戻った現在においては、授業時数と学習内容の充実を背景に、履修に関する漏れがないようにしっかり確認することが多いです。よって、学習用具の忘れ物は、子どもたちにとっても、われわれ教師にとっても微妙な問題になります。
 今回は、高学年の学級活動で活用できるシナリオを使ったロールプレイを取り入れています。高学年特有の遠慮し合う関係から、自分の気持ちを適切に伝えて、自分もよく相手もよい関係に醸成していくために、日頃のトラブル場面を元に、主張的に課題解決していくことを体験します。

物の貸し借りについてのやりとり

1ねらい【高学年の学級活動】

 友達との貸し借りで起こりがちなトラブル場面を元に、貸した側と借りた側の間に意識の違いがあることや、伝え方が適切だとトラブルになりにくいことに気づくことができる(習字道具の貸し借りを例に)。

http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/cskill/?id=20130132

2013年3月2日土曜日

指導と評価2013年3月号が発刊になりました。

指導と評価2013年3月号が発刊になりました。今回は,私,八巻寛治も原稿依頼をいただきました。興味のある方はぜひどうぞ!

いまこそ特活、道徳、総合
教育調査研究所研究部長  寺崎千秋

★平成二五年度は、教育課程を改訂してから実質五年目であり、特別活動、道徳、総合的な学習は完全実施五年目である。次期改訂までの中間点として「生きる力」の実現状況を評価し見直しをする時である。
★教育課程の見直しの視点として特別活動、道徳,総合的な学習を取り上げ、「生きる力」を育む上での意義を再確認する。
★特別活動、道徳、総合的な学習の指導を確実に行うためには、教師力の見直しと授業力の更新が必要である。
★以上の取組を意図的、計画的、組織的に行うためには、校長は認識をあらため、リーダーシップを発揮することが必要である。 

特別活動はこうしたい
福岡市立長尾中学校長  岸川 央

★特別活動では、「望ましい人間関係をいかにつくるか」が最も重要である。
★学級集団づくりのためには、構成的グループエンカウンターやソーシャルスキルトレーニング等を取り入れた学級活動が有効である。
★生徒会活動の活性化は、生徒会役員が中心となった学校が一つになる取組の設定にかかっている。
★生徒が、保護者と共に達成感を味わうことができる学校行事の仕組み方が重要である。

道徳教育が目指すべき方向
千葉大学教授  上杉 賢士

★道徳の学習は集団で行うことが暗黙の了解事項になっている。この特質を最大限に生かすための理論的基盤は、「構成主義パラダイム」にある。構成主義とは、「収集した知識や情報を自分なりに再構成することが学びである」と説く哲学である。共に学ぶ学習において、お互いが情報源となり、考え方や価値観を提示し合うことによって、より深い学びが期待できる。そして、道徳のこの特質を生かした学びは、他の教科や領域にまで敷衍され、現下の多様な教育課題に十分応えうるものである。

総合的な学習の特質をいまこそ再確認しよう
上智大学教授  奈須 正裕

★科学の教育(教科)と生活の教育(特活、道徳、総合)がそれぞれに充実するとともに、「知の総合化」によって互恵的に補い合い高め合うのが、現行教育課程の基本構造である。
★総合的な学習は三つの生活実践課題をめぐり、子どもが主体となって現に生活を創造、変革する営みを通して「自己の生き方を考えることができる」ように育て上げていく学びと実践の場である。

生徒指導の充実と確かな学力の育成
高知県黒潮町立大方中学校長  岡崎哲也

★生徒指導における、2次的支援を組織化し個別の支援を充実させることと、1次的支援としての取組を充実させることで、意欲的に学習に取り組める生徒が育成できると考えた。
★1次的支援の取組として、ガイダンスカリキュラムを実施することで、人間形成に必要な知識とスキルの育成を授業として取り組むことにより、個人のスキルも高まり、学級・学年の中で、きまりや人間関係づくり、授業や行事など、よりよいものをめざそうとする集団として成長するであろうと期待した。言語活動も充実し、表現力が高まりより確かな学力につながると考えた。
★ガイダンスカリキュラムを実施するにあたって、教員の研修を行うことで、教員自身も、主体的にさまざまな教育活動に取り組もうとする姿勢になると考えた。

特活、道徳、総合で震災後のケアを-震災で被災した子どもたちを、どう支援してきたか
仙台市立沖野東小学校教諭  八巻 寛治

★心に傷を受けた子どもの心のケアが重要になっている。自然災害や事件・事故に遭遇した後に求められる“子どもの心のケア”を、東日本大震災を経験した筆者が、被災地の状況と経過、今後の支援・援助者にとって必要なものを模索し、子どもの心のケア(不安や悩みの解消)を考えるきっかけにしたいと思う。
★特に、阪神淡路大震災が起きた数年後に、子どもたちの心が荒れ、不適応を起こしたり、衝動的な言動をする児童生徒が増えたとの報告事例がある。今後学校現場で求められることになるる支援・援助の目安は何か、現行の道徳や特別活動で取り組める不安や悩みの解消とは何かの有効性を確認したい。

イギリスのCitizenship Education-イギリスでの特活・道徳・総合学習を合わせたような時間の紹介
京都教育大学教授  水山光春

★英国におけるシティズンシップ教育は、現代民主主義社会を支える能動的な市民を育成する教育で、現在、中等学校において必修教科となっている。その実態は、ナショナルカリキュラムに学習内容が定められていて評価・評定があることを除いては、社会的・道徳的責任を大切にする意味では道徳的であり、生徒会活動や学校行事を活用する意味では特別活動的であり、積極的に地域と関わろうとする意味では総合学習的である。しかし、その概念の幅広さから、成果が明確でないという批判も受けており、二〇一四年には見直されることになっている。

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